南山大学観世会Blog

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2010-12-05-Sun-22-48

12月定例公演@名古屋能楽堂


かんぜかいぬくぬくぶろぐ

(能 狂言 ビラくばり 

http://nougaku.iappfun.com/archives/5122





幹事会帰りに名古屋能楽堂の定例公演に行ってきました。


なんか幹事会が終わってもぐだぐだーっとしてたので

結局能楽堂ついたの3時くらい。


能の船弁慶が始まって少し経ったところでした。


船弁慶といえば去年T先輩が舞囃子で出したのが思い出深いです。

すごく綺麗だったなぁ・・




それで、今日観に行った船弁慶。


私が一番びっくりしたのは、義経役が子方だったということです。

いや、お能をよく御存じの方には当たり前だと思われるかもしれないのですが・・・


去年先輩が舞囃子で出したときに、


”静は泣く泣く烏帽子直垂脱ぎ捨てて涙にむせぶ御別れ”


というところがすごく印象に残っていて、これから愛する人と別れる悲しさを描いた場面だと

思っていたので、今日能を観たときに相手が子方だったのが少し拍子抜けしました。


で、調べてみました。きちんと予習していけば良かった;


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義経を子方にするのは、舞台上でシテ(静御前や知盛)と脇(弁慶)の関係にもう一つ義経という大きな存在(大人の義経)を入れて、舞台の焦点が散漫になるのを避けるためと、シテをよりクローズアップさせるためだと思います。とりわけ曲名にもなっている脇の弁慶は、シテと繋がりを持ちながら型の動きが多く大活躍します。このような中で義経を子方にして全体のバランスを考えたのは信光の工夫のたまものと思うのです。
今回演じて感覚的にそのことが理解できました。例えば前シテ(静御前)が序の舞を舞いながら別れを惜しむ場面で、義経役に髭が生えた大人が座っていたのでは何か生々しい。かわいい子役の義経を見て泣くからこそ哀れが出て、説得力が生まれ判官贔屓の気持ちになるような気がします。能を初めて観る人や外国の方などは、義経が子方だというので驚かれるようですが、能舞台上では義経は大人ではだめで、子方でしかも小さい子供であればある程良く、これが能の世界での巧みなトリックなのです。

(粟谷能の会 - 船弁慶の義経はやはり子方 http://awaya-noh.com/modules/pico2/content0091.html  )

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義経は静の愛人なのですが、子方がそれを演じることがポイントみたいですね。

確かに大人だと生々しいかも・・・



ところで今日の子方の男の子、すごく上手でした!



・子方らしい高くてはきはきとした声


いいですね。舞台がぱっと明るくなるような感じで。

今『風姿花伝』を読んでいるところなんですが、そこに出てくる子方の「花」ってまさにこんな感じじゃないかと・・・



・亡霊が出てきて襲いかかってきたときの堂々とした態度


いやアレ、絶対怖いでしょ。

私、幼稚園児のとき手作りの鬼のお面かぶった先生でさえ怖かったもん。

だから全然物怖じしないで堂々と演じている彼がカッコよかったキラキラ

・・・なんか書き方が上から目線っぽいですが全然そんなつもりはないので;




静と義経が別れる場面では、二人とも泣きながら別れていく様子がとても印象的でした。

舞囃子では静がゆっくりと去っていくところだけしか演じられないので・・



中入りの間、アイが船頭として出てくるのですが、囃子方との掛け合いが面白かったです。

船の作り物(これ私初めて見ました。)の中でアイが船を漕いでいるのですが

波が激しくなる場面で、アイの足拍子を合図として、囃子が急に速くなります。

それが息ぴったりで、本当に海が大荒れになっているのが見えるようでした。

船のつくりは汽車ぽっぽみたいなのに。ちょっとドキドキした。



後半は亡霊の平知盛(後シテ)が登場して、前半とは全く違う雰囲気になります。

本当に同じ方がシテをやっているのかと思うくらい。


キリの部分は初めて見ました。緊迫した雰囲気での戦いの場面が演じられ、

最後はワキの弁慶の祈祷で知盛の亡霊は姿を消します。


弁慶の飯冨先生がとても素敵でした・・




最後に、気になったのが笛。

これ観世流のときと宝生流のときとは唱歌が変わってしまうんですね!

以前変わるということを聞いたことはあったのですが、実際注意して聴いたのは初めて。


他流派の能はあまり観たことがなかったので、今日中之舞聴いててびっくりしました。

おわっ 中途半端! みたいな・・笑




今日は能を観に行くのが久しぶり&他流派ということもあり、

いろいろと感じたり気づいたりするところが多かったように思います。


やっぱり実際に観に行くことって大事だよなぁと改めて感じました。



きとー





追記 いつも思うんですが私の文章ってすごくクオリティーが低いんですよね。

    特に鑑賞レポとなると。どうしたら上手くまとめられるんでしょうねぇ。

    文章力と観た番数によるのかなぁ。

    

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