南山大学観世会Blog

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2014-01-27-Mon-23-31

能楽部に入部して良かったこと [クワバラ]

やかんぜ

こんにちわ,観世会卒業生のクワバラです。

更新にすこし間が空いてしまってすみませんでした。


ヨシカワさんとともに,
能楽の楽しさや,能楽部の面白さ

について語っていけたらいいな,と思っております。




今回は

私が能楽部(観世会)に入部してよかったな


と思うことを語りたいと思います。

在学中は部活動をすることで必死だったのですが,
入部して良かったな,と卒業してから思ったのは大きく分けて


1:能楽を通して日本文化を「頭」でなく「心」で理解できた。

2:卒業しても仲良くできる友人関係を築くことができた。

3:社会の塾講師に就職したときに日本
文化史について教えるのが楽だった

4:イラストの技術の向上につながった




の4点です。






それぞれのことについて詳しく語りますね。







1:能楽を通して日本文化を「頭」でなく「心」で理解できた




能楽は,日本文化の特色が「ぎゅっ!」と詰まった文化です。

「諸行無常」や「幽玄の美しさ」など,「ことば」は覚えられても,
多くの方は,それが実際にどういうものかイメージがわかないですよね。

能楽で,あたり前のように,その世界に接することで,
いつのまにか,イメージができ「心」で理解できます。

「心」で理解することで,初めて自分のことばで,その「ことば」を説明できます。

本だけでは,それをするのは難しい。実際にその世界に触れてみないと・・。


「心」で理解できると,たとえば,社会や国語の先生になったときに,
生徒さんに「諸行無常ってなに?」と聞かれたときに,具体例を出して説明できます。

また,もし趣味でマンガや小説を描きたいときも,アイデアがスラスラ出てきたりもします。



2:卒業しても仲良くできる友人関係を築くことができた




私の場合,大学時代の友達で,現在,定期的に会っている子はほとんど「観世会」の部員さんだった子です
同級生はもちろん,先輩や後輩,さらに,実際に部で一緒に活動はしてなかったけれど,
私が卒業生として部活に顔を出したときに初めて会った後輩とも仲良くなったり。


さらに,その友達を通して,現在の旦那に私は出会って,結婚もでき,子供もできたので,
この観世会での出会いがなければ,今の私の生活はなかったし,娘はこの世に存在できませんでした。

なので,観世会には感謝してもしきれないです。

他の学年の人も,定期的に会ってカラオケに行ったり,
ライブに一緒に行ったりしているようです♪


1月に行われる1月大会では卒業生の方が多く来ますので,
そのときに,みんなで色々お話したりして新しい交流が生まれたりも。


3:社会の塾講師に就職したときに日本文化史について教えるのが楽だった



実は社会(歴史)の先生として教えるのが難しいのって,文化史なんです。

多くの先生は,その文化に触れていないから
「教科書(テキスト)を読めばわかる」とか「ことばを暗記しろ」と言うのですが,
それでは結局生徒は覚えられない。

能楽部に入ると,「平家物語」や「源氏物語」などの物語なども
いつの間にか内容を覚えられるし,能楽によって日本の伝統的な価値観もいつのまにか理解できるので
教科書を読むと,その行間が読めちゃうんですよね



また,室町時代を扱ったときの授業内に,実際に能楽の舞を舞ったら,生徒に大うけ
一気に,ファンが増えました(笑)。

私が勤めていた塾では,各クラスの担当先生,という担任制はとっておらず,
小学生クラスでは4教科(中学生では5教科)の先生が,それぞれ生徒対応をする,という形でした。
そのため,各先生は「個性」を見せないと,生徒さんには自分の印象が薄くなってしまいます。
印象が薄いと,生徒さんにはなついてもらえないし,
その生徒さんが自分の好きな先生について家でご両親にお話するので,
保護者の方は,生徒さんの好きな先生を信頼してくれるようになります。

ですので,
授業内で生徒さんに

「この先生って,めずらしい!おもしろい!」

と思ってもらえる方法の1つに

「能楽を舞う」というのも1つの手
です。

これは,能楽部に入っていないと出来ない方法です♪

(ただ,きちんとした授業をしていなければ,次第に生徒さんの心は離れてしまうので
能楽を舞うことさえすればよいわけではないですが・・。でも,1つの方法ではあります。)






4:イラストの技術の向上につながった


私は,絵を描くのが小さいころから大好きで,
小学校のころはよく絵を描いていたのですが,
小学校や中学校のときに,ある苦い経験をしてから,
大学入学時には,ほとんど絵を描くことはありませんでした。

でも,観世会に入部して,部員の方の何人かが,
イラストを描いたり,そのイラストを人に見せているのを見て衝撃を受けました!

「この人たちはなんて楽しそうに絵を描いているんだろう!私もあの世界に入りたい!」と思いました。


それで,大学1年からマンガ絵を本格的に描き始めたのですが,なかなかうまくいかない。

しかし,大学4年のときに,新入生が入って来なく,
少しでも誰かに興味をもってもらおうとと思い,
部員のみんなで能楽の初心者向けの解説冊子を作成しました。(その冊子は学園祭で配りました)
文章も絵も部員で全部作成しました。

のうがくことはじめ1

上の写真は,そのときのパンフレットの表紙。

私は,いくつか能楽のイラストを担当したのですが,
その際に,能面(能楽を演じる際に顔に着ける仮面のようなもの)を何度も練習して描きました。
下の写真に映っているイラストは,その1つ。パンフレットの中身の一部です。


のうがくことはじめ2




能面や能楽のイラストを描くことで,
ちょっとした目じりのあがり具合,口の開け方,などで表情がとても変化することを学びました。


能面を描くのをたくさん練習することで,マンガの絵を描くときに,
キャラクターたちの表情をそれ以前よりは豊かにすることができました。


観世会の部員さんとの出会いがなければ,
私は趣味でイラストもマンガも描くことはなかっただろうし,絵の技術も向上しなかったと思います。








今回は以上です。

今回,お話したのは,私個人と観世会とのかかわり方という視点で書かせて頂きました。

他の部員さんたちは,また違った視点でお話されると思います。


ただ,よく聞くのは,

卒業生の方々が,
観世会の部員さん(卒業生さん)に久々に会うと,

「すっごく落ちつく」
「自分の居場所がある,と感じられた」


とおっしゃられる方が多いです。



新入生,または大学2~4年生のみなさま,
観世会を通して,生涯の友人や仲間をつくってみませんか?

同級生だけでなく,先輩・後輩とも友達にになれます!


ではでは,みなさまのご入部をお待ちしております。



くわばら
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