南山大学観世会Blog

名古屋にある、南山大学の文化系クラブ 観世流の能楽部です ★新入部員募集中★

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2014-05-09-Fri-20-02

能楽用語2 「能・舞囃子・仕舞の違い」

こんばんわ、卒業生のクワバラくわばらアイコン
です。



さて、前回からの続きで、能楽用語の説明を自分なりにしたいと思います。

※あくまで「初心者向け」でお話していますので、「例外」はありますので
 この記事の内容が絶対的な内容ではないことについてご注意ください。



観世会に入ると、
」という言葉だけでなく、

舞囃子(まいばやし)」、
仕舞(しまい)」、


という言葉を聞くと思います。




南山観世会では、
」を発表することは、毎年ではありません。

「能を出したい!」と思った部員さんがいて、
その人が練習する時間を確保できて、
部員も人数もいて・・という条件がうまく重ならないと
なかなか「能」は出せません。

「能」を出すには、
「能」の上演時間も30分以上(「演目(作品)」によって上演時間は異なる)だし、
能面・装束(衣装)や小道具なども必要で、それらを使いこなすには、かなりの練習量が必要です。




ということで、大概は、4年間のサークル生活では、
毎回の発表会で「仕舞」という5
~10分程度の長さのものを、発表することが主で、
大学3年か4年で「舞囃子」という、
「仕舞」にお囃子という音楽付きでの形式で発表することになります。


あまりに細かくお話すると、かえって分かりづらくなるので、
下に「能」「舞囃子」「仕舞」についての違いを簡易的に示した図をアップしますね。

能と舞囃子と仕舞の違い

(画像をクリックすると拡大画面が出ます。)


シテ・ワキ・ツレ・囃子などの用語は
前回の記事をご覧いただければ幸いです。


以下、簡単な説明をば。


は、
上演時間も長く、道具・人数・金がかかることから、
その能の一部分をとったものが演じられることもあります。
それが舞囃子仕舞

舞囃子が囃子もつけて、
その演目(作品)の見せ所を、
仕舞は舞と謡いだけ能の見せ所を見せます。
仕舞には大概、クセとキリがあり、
クセは能の中で一番見せ所があるところで大体は優しい(弱い)感じの舞 で、
キリは能の最後の部分で強い感じの舞が多いです。
(例外はあります。)






ではでは、みなさまのお役に立てれば幸いです。



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2014-05-07-Wed-00-25

能楽用語1 「シテ・ワキ・ツレ・囃子・地謡」

こんばんわ、卒業生のクワバラくわばらアイコンです。

GWがついに終わりましたね。みなさま、いかがお過ごしですか?

もう少し、ブログの記事をアップしよう!と思っていたのですが、
なかなか更新できず、失礼いたしました。




さて、今回は、前回からのシリーズで能楽・能楽部のことについてのお話

前回の四コマ漫画で能楽には独特な用語がある、というお話をしましたが、今回はその続き。





観世会に入ると、色々と専門的な言葉を聞くと思います。


今回から、何回かに分けて、イラストなどを交えながら、
自分なりに能の用語についてお話したいな
、と。

ただし、ど素人の私が書いたものである上に、
「例外」はあるので、ここで書いたことが絶対だと思わないよう、お願いいたします


あくまで、「わかりやすく」をメインにしているので、
「例外」は外しております。






まずは、能楽の全体をば。

能楽用語

(画像をクリックすると、拡大画面がでます。)




能を演じている方には、それぞれの名称があります。


?

(画像をクリックすると、拡大画面が出ます。)

物語の進行上で動く人々には、
シテ・ワキ・ツレ・子方
の方々がいらっしゃいます。

物語の内容(「演目」)によって、子方やツレがいなかったり、ツレの人数が異なったりします。


そして、音楽としては、
お囃子地謡
お囃子は、楽器で、地謡は声で、音楽を奏でます。

本当は、「音楽」という言葉を使うと誤解を招くことになりますが、
あくまで初心者向けなので、「音楽」という言葉を使わせていただきました。
(たとえば、「地謡」は、物語の進行を説明する役割を持っている、など。)







以下は簡単な説明。


シテ

舞の主役。シテはほとんどの場合、能面をつけ、扇もしくは小道具を持つ。
(つまり、演者の中で面をつけていたら、それが主役だとわかる)
演目の内容によって、つける能面、持つ扇・小道具が異なる。





ワキ

シテの相手役。面はつけない。大体は、僧など。





ツレ

能は、主要な登場人物は、シテとワキのみ。
しかし、演目によっては、シテ・ワキ以外の 登場人物なども必要になります。
(たとえば、主人公が身分が高い貴族だったりした場合は お供の人などが必要になるなど)
その場合、シテ・ワキ以外の登場人物をすべてツレといいます。





囃子(はやし) >

能の楽器隊または、楽器そのもののことを指す。
囃子は、大鼓(おおつづみ)、小鼓(こつづみ)、 笛、太鼓(たいこ)の4つのみ。
ただし、太鼓は主人公が神様や精霊のときの演目のみに使われる。
指揮者がいなく、互いに音を聞いて合わせる形をとる。ちなみに、大鼓は大皮とも言う。




地謡(じうたい)>

能のコーラス隊またはコーラスそのものを指す。
人数は4~8人程度。

ただ、西洋のコーラスとは違い、 謡いで、物語の進行を伝える。
そして、謡い(歌)は、囃子の鼓の音を聞いて地頭(地謡の長)が音を出し、
地頭に他の謡のメンバーが合わせる。








※簡易的にお話したので、例外はあります。
※画像は5年ほど前に描いた作品を抜粋した形になっていますので、
 少し見にくかったら申し訳ありません。






今回はここまでです。

少しでもお役に立てれば幸いです。



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