こんにちは。早くも更新ネタにつまる竹内です。
私は能への知識薄いしなぁー、
というわけで、今回は得意分野に逃げて
能を扱った作品紹介第1回『ガサラキ』というお題でいこうと思います。はたして第2回はあるんでしょうかね。
ガサラキ―
それは1998~1999年放送のサンライズ作品で
スーパーロボット大戦にも参戦したことがない超マイナーロボットアニメです。

日曜朝放送だというのに、
主人公が自衛隊として中東行ったり
突然能を舞いだしたり、

前世のそのまた前世が白村江の戦いだったり
となかなか挑戦的な内容で、
一部の人にはかなり人気があったりします。
作中に出てくるロボットはみな、
もし現実に二足歩行の兵器があったら?という問いのもと考え抜かれていて、
ガンダムとかマクロスとかとはまた違った魅力があります。

ストーリーはだいたいこんな感じです。(ウィキペディア先生から引用)
日本の経済を影で操る旧家・豪和家は、代々伝わる「骨嵬」(クガイ)の組成を研究応用し、自衛隊と共に「タクティカルアーマー(TA)」という二足歩行兵器を開発した。
余流能楽継承者である豪和家四男・ユウシロウは、「餓沙羅の舞」の実験途中にミハルという名の少女と精神接触をする。ミハルを擁する組織「シンボル」もまたガサラキ(ナダ)への接触実験を行っていた。
一方、豪和家長男である一清は、国学者・西田啓、自衛隊の広川と共謀し、反米クーデターに拠って日本の権力を手に入れようとする。同じ力を持つユウシロウとミハルは波瀾の運命に翻弄されていく。
オカルト臭がすごいあらすじですが、割と本編は落ち着いた雰囲気です。
私は放送当時は小学生だったのでなんかよくわかんない作品としか思っていませんでしたが、
高校生のときに見直してはまりました。
特に能の神秘的な雰囲気とリアルなミリタリー要素が絶妙にミックスされているOPは、
今見ても色あせない魅力があると思います。












EDもすばらしいです。曲といい絵といい完璧です。
私が南山大学観世会に入部したのは
40%が木原敏江作品、30%がガサラキのせい(おかげ?)といっても過言じゃありません。
これを見れば能に興味もつこと間違いなしです。
そして何よりも主人公のユウシロウがかわいいですね。


例えるなら、男版綾波レイ?
巫女属性で実験体で無口で…って普通ならヒロインですよあの子。
あんまり自己主張しないキャラでいつもぼんやりしているのですが、
笑うとこれがまたかわいくて。
天気輪回す話とかキュンキュンでした。
そのほかにも
日本を貧しくすることが目的の憂国のマジキチ国学者・西田さんとか
乗るともれなく喘がないといけないロボット・TA(タクティカルアーマー)とか、
いろいろとニッチな需要を満たしてくれる作品です。
最終回のオチは微妙ですし、
先週のヒキは一体なんだったの!?と言いたくなる展開が続出の
盛り上げが下手くそなアニメですが、波長が合えばとても面白いので、
気になる人は是非見てみてください。
個人的には日本の平和について考えるときには
ガサラキとエウレカAO見ることオススメしたいですね(笑)
ではでは竹内でしたー。
チェック