南山大学観世会Blog

名古屋にある、南山大学の文化系クラブ 観世流の能楽部です ★新入部員募集中★

2012-12-30-Sun-22-28

HP更新のお知らせと今年の締めくくりっぽいもの

HPを約1年ぶりに更新しました(笑)
今年の活動記録だけですが・・
観世会スケジュール☆


今年ももうすぐおさらばですね。


来年の観世会はどうなっているのか不安です。
後輩が入ってくれるのか否か・・

40周年能が南山観世会最後の能になるんじゃないかと
OGの間ではささやかれていますが。

とりあえず私(きとー)としてはこうしてぼちぼち続けてきた
ブログやツイッターを誰も引き継いでくれなさそうなのが寂しいです。

来年の観世会の抱負は
部活存続



さて、今年の新春能狂言は金春流の能だそうですね。
そういえば金春流の能はあまり観たことがないかも。

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Eテレ 新春能狂言
1月1日(火)9:00 ~10:00
能「春日龍神」~金春流 シテ:金春安明

能・狂言|古典芸能を楽しもう|NHK
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それでは皆様、良いお年をお迎えくださいませ。




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2012-04-30-Mon-18-50

GWは津島の藤まつりに行こう☆能人形展示中

観世会OGのしーちゃん先輩からの情報です

現在津島市にて「尾張津島藤まつり」が開催中です。
藤が見頃を迎えていてとっても綺麗です。

去年は私も遊びに行きました
→ 記事「藤まつり@津島」(2011)

そのお祭りの期間中、津島観光交流センターにて
能人形の展示がされています。


能人形というのは、等身大の人形に能の装束を着せて能面をかけたものです。
間近で装束や能面を見られる良い機会ですので、ぜひ行ってみてください

また、7月の天王祭というお祭りでは、
能人形が船に乗せられて天王川~津島神社を渡るそうです。

詳細は 津島市観光協会HP をご覧ください。


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今回は先輩にお願いして、特別に
能人形の着付けの様子を写真に撮ってきてもらいましたイェー

写真は現在展示中の 能「東北」のシテとワキの能人形です。
※なお、この人形は天王祭では船に乗せられないそうです。


▼こちらはワキ。旅の僧です。ワキは面をかけません。
 お姉さんになんとなく意味ありげな視線を送っていますね。
IMGP3207.jpg


▼そしてシテ。襦袢着付けなう。のっぺらぼう。
IMGP3208.jpg


▼シテに装束が着せられます。橙色が鮮やかですね。
IMGP3210.jpg


▼完成!シテは和泉式部の霊。美しい..
IMGP3211.jpg



【 能「東北」 のあらすじ 】

木曽の僧が都に上る途上、琵琶湖のほとり早春の頃。東国から都へ旅をしてきた僧の一行が、見事な梅の咲く東北院(とうぼくいん)に着きます。僧一行は、門前の人から、この梅が「和泉式部」の名を持つと聞き出して、さらに眺め入っていました。そこにひとりの女が現れ、この梅は「好文木(こうぶんぼく)」「鶯宿梅(おうしゅくばい)」という名で呼ばれるべきだと正し、和泉式部が手植えした故事を語ります。なおも僧が女と言葉を交わしていると、女はやがて、夕べの日に紅く染まった梅の木陰に隠れ、見えなくなってしまいます。

僧は再び門前の人より東北院の謂れや和泉式部の物語を聞きだします。門前の人は、女は和泉式部の霊であろう、懇ろに弔いなさいと僧に勧めます。

僧が法華経を読んで供養していると、和泉式部の霊が現れます。和泉式部はすでに成仏して歌舞の菩薩となっていることを明かし、生前の仏縁の思い出を語り、また和歌の徳、仏法の有難さを説いて、舞を舞います。その後、和泉式部は、色恋になじんだ昔を懐かしむ姿をも見せて恥じらい、暇を告げて方丈の部屋に入っていきます。そう見えたところで、僧の夢は覚め、和泉式部の姿は消えて行くのでした。




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2011-04-19-Tue-01-01

中学校の教科書で

伝統芸能を今までよりきちんと扱うようになるらしいですよ!


asahi.com(朝日新聞社)のHPより引用   >>引用ページ

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来年春から中学校で使われる新教科書は、全教科で日本の伝統文化を扱う。

 音楽は伝統芸能への挑戦が目立つ。教育出版は能を初めて大きく扱い、「羽衣」を歌うページを設けた。正座する生徒の絵をつけて「背筋を伸ばし、おなかに力を入れて、大きな声で」とコーチする。

(中略)

  伝統文化の記述が増えたのは、伝統と文化の尊重を掲げる教育基本法に従い、新学習指導要領が全教科で取り扱いを求めたためだ。横浜国立大学の高橋勝教授(教育哲学)が指摘する。「グローバル化でアイデンティティーの自覚が求められる今、伝統文化を学ぶことは重要だ。同時に各国の伝統に敬意を払い、自国の伝統だけが優れているかのような教育に陥らないよう相対化する姿勢も大切だ」
.
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だそうです。

私が中学生の時は、歌舞伎の「勧進帳」のビデオを観た記憶はあるのですが
能のビデオを観たり、授業で詳しく扱った記憶は 一切 ありません。

社会の授業で「カンアミゼアミ」というワードを覚えた記憶はありますが。



それがですよ!
音楽の教科書に「羽衣」を謡うページが出来ちゃうんですよ!

実際扱うかどうかは、各学校の先生の判断なんでしょうけど
それでも教科書で扱うってすごくないですか><?


音楽の教科書だけでなく、
全教科で伝統文化を扱おうとしているっていうのもびっくりですよね。

ちょっと極端な気もしますが



義務教育で伝統芸能扱われれば、認知度UP間違いなし。

能?狂言?歌舞伎?違いわかんなーい。
っていう日本人が減るはず。



日本人が日本の伝統芸能知らないということが
意外と多くて残念だなぁーと思うことが多い中、
素敵なニュースだと思ったので紹介させていただきました



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2010-12-10-Fri-00-34

能楽関係サイト紹介

今日は暇なんでね(笑)


ブログ書いたり、新しい仕舞始めたり、能を観に行ったりする時によく見る

きとーのおすすめサイトを紹介したいと思います。





the能.com

http://www.the-noh.com/jp/


これは使用率かなり高いです。

演目事典、能面事典、用語事典がそろっているので、ちょっと調べたいことがあるとき便利です。

能の公演情報も載っています。読み物が多いので、結構面白いと思いますよ。

twitterでフォローしていると更新情報を教えてくれます。




★間申楽「能楽の杜」 

http://www.webslab.com/


何が良いかって演目情報がしっかり揃っていること!

何番目ものなのか、使用する面、季節などのデータがパッと見てわかるようになっています。

謡の全文が載っているのもすごいと思います。ただ、カ行で止まってるのでそれ以降は・・・笑;


能楽(能・狂言)公演情報 

http://nohgaku.fan.coocan.jp/schedule/sche36.cgi


誰でも公演情報を自由に投稿できるサイトです。お素人さんの会も書き込めます。

残念ながら中部の情報は少ないのですが・・・ あ、1月大会の情報は書き込みましたよb




● 名古屋市文化振興事業団-名古屋能楽堂

http://www.bunka758.or.jp/02shisetsu/02shisetsu_25_info.html


名古屋能楽堂の年間スケジュールが見られます。

近場なのでね(笑) ワークショップの情報なんかも載っています。




能 狂言 ビラくばり

http://nougaku.iappfun.com/


全国の公演情報が載っています。

わりと詳しい情報が載っていて、かなりの確率でビラの写真があるのでわかりやすいです。

また、演目や能楽師の名前でタグ検索できるのも他にあまりないと思います。






こんな感じでしょうか。もし良ければ参考にしてください。

能楽師の方のHPやブログなんかも時々読んでます。


伝統芸能も今やネットなしには生存が危ぶまれるのではないかと思ってしまいます・・。笑




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2010-12-05-Sun-23-50

能と幸若舞の「敦盛」

今日ちょっと面白いブログを見つけました。

チェックリストに入れてみたので、部員の人はログインすると見れるよ。


excite blogで「幸若舞 敦盛」って検索しても出ます。





先日桶狭間に行ったときに、桶狭間保存会の方に

「学生の方にぜひ敦盛を舞ってほしい」と言われました。


多分保存会の方が期待しているのは信長が舞ったという「人間五十年・・・」の舞なんだろうけど

それ能じゃなくて幸若舞なんだよね・・



ってのは知ってるけど、ぶっちゃけ幸若舞ってなんぞやハテナ



と思って調べてみたらちょうどいいブログの記事がありました。

能楽師の方が書いてるみたい。要約してみます。





まず幸若舞というのは、能とほぼ同時期の室町時代に成立したもの。

舞は形式的で、どちらかというと謡や語りに重きを置いているようです。



で、幸若舞の「敦盛」に出てくる謡がこちら。



「人間五十年 下天の内をくらぶれば 夢幻の如くなり

           一度生を受けて 滅せぬもののあるべきか」



平敦盛は一ノ谷の戦いで源氏方武将の熊谷直実の手によって十六歳の若さで命を落とします。

上の謡は敦盛ではなく、直実によって詠まれたものです。

十六で五十年の人生語ってたらちょっと引くよね。



直実は一度はまだ若い敦盛を討つのをためらいましたが、戦ゆえ命を奪ってしまいます。

そこで世の無常を感じ、いずれは自分も死んでしまうのだなぁという心境からこれを詠んだのだそう。



下天というのは、天界の中でで最もランクの低い世界のことなのですが、

【人間界の五十年=下天の1日】なのだそう。


天界にくらべたら人間の命なんて一瞬で儚いものだよね、生まれたらみんな死にゆく運命なのさ

という無常観を詠っているそうです。↑ちょっと軽いか・・・




ところが!信長さんはこれを スーパーポジティブキラキラ に捉えて


「人間の命は短く儚い、だからこそ死を恐れず思う存分生きてやろうじゃないか


と解釈して舞ったようです。信長様、惚れますた。


もっと詳しい解説は検索してみてくださいな。

すごくためになりました!



参考→http://aobanokai.exblog.jp/11512544



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