南山大学観世会Blog

名古屋にある、南山大学の文化系クラブ 観世流の能楽部です ★新入部員募集中★

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2014-07-12-Sat-01-36

能楽用語3「番組の見方」

こんばんわ、卒業生のクワバラくわばらアイコンです。




さて、久々ですが能楽用語の説明を自分なりにしたいと思います。
今回で最終回です。

本当は、扇や能面の種類なども書きたかったな、と思っていたのですが、
前回の記事にも書いたのですが5~7月に自分の体調の問題で更新できないままになってしまったので、
ここで一区切りつけるために、最終回にさせて頂きます。

※あくまで「初心者向け」でお話していますので、「例外」はありますので
 この記事の内容が絶対的な内容ではないことについてご注意ください。


さて、最終回は、「能楽の番組」の見方。

今回で言う番組とは「プログラム」のことだと思ってください。





<番組の見方>



初めての人が能のプログラムを見ると、ぎょっとします。
それはなぜかというと、ただ単に人物名が 羅列されているだけで、
誰がどの役をやっているか全然わからないからです。
能のプログラムは、 読み解くには一定の法則があります。
それを今から 見て行きましょう。





番組



番組の見方

①演目名 

②シテ(主役)の演者名
演目名によっては、シテが能の前半と後半で代わる場合がある。
その場合、前半のシテを前シテ、後半のシテを後シテという。

③ワキ(準主役)の演者名

④間狂言(能の前半と後半の間を 繋げるもの)の演者名

⑤後見(責任者)の名

⑥囃子(演奏者)の役者名
囃子によって並び方が決まっている。
演目によっては太鼓が入らない。
その場合は笛の役者名が中央に書かれ、大鼓・小鼓役者名と逆三角形になる。
(A:大鼓の役者名 B:太鼓の役者名 C:小鼓の役者名 D:笛の役者名)

⑦地謡(コーラス隊)
人数は8人程度。人数の明確な制限はない。


ちなみに、地謡などの用語がわからない、という方のために、
下に簡単な解説のイラストを載せておきますね。
クリックすると大きい画像が出ます。
(下のシテの絵は番組の「胡蝶」とは違います。)

?




今回は以上です。

3回に渡って、能楽を「観る」という観点で、能楽について自分なりに解説させて頂きました。
もし、またブログを更新する機会があれば、
「能楽(主に仕舞・舞囃子)を演じる」という観点で書きたいな、と。


ではでは、半年間、ありがとうございました!
ツイッターで、ブログを更新するたびに、色々な方からRTして頂けたのも嬉しかったです。
みなさまのおかげで、南山観世会は廃部の危機を脱しました!ありがとうございました!

これからは、自分のHPやブログ・ツイッターで能楽のことを発信して、
南山観世会に貢献できたらいいなぁ、と。


ではでは、新しいブログ担当者の方が、またブログ更新をされると思います。
これからも南山観世会をよろしくお願いします!

新入部員さんもまだまだ募集中です♪







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2014-06-30-Mon-23-29

薪能の季節ですね 〔クワバラ〕

卒業生のクワバラくわばらアイコンです。

なかなか更新できずすみません。

もうすぐ7月ですね。

7月になると、薪能(たきぎのう:野外の能舞台で演じられる能楽)が各地で上演されると思います。

薪能は、野外上演なので、能楽堂に入るには勇気がいる方にも気軽に観ることができる舞台かな?と。

夕方から夜にかけて上演されることも多いので、
暗い中、浮かびあがる能の世界、というのも幻想的です。

実は、私は、薪能が一番好きです。
普段は、ただの道だったり、ただの建物だったりするところが、
突然、別世界になったようで♪



ちなみに、薪能は、平安時代中期に奈良の興福寺で催されたのが起源らしいです。
興福寺は修学旅行などで行ったこともある方もいらっしゃると思います。
藤原氏ゆかりの氏寺で、飛鳥~奈良時代の歴史が好きな自分としては、
興福寺は奈良に行ったら必ず参拝するお寺です。
そして、そこで、毎回、鹿さんを見て癒されています♪

ではでは、今日は私事な内容が多くてすみません。


もしよろしければ、薪能観覧を体験して下さいませ。



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2014-05-09-Fri-20-02

能楽用語2 「能・舞囃子・仕舞の違い」

こんばんわ、卒業生のクワバラくわばらアイコン
です。



さて、前回からの続きで、能楽用語の説明を自分なりにしたいと思います。

※あくまで「初心者向け」でお話していますので、「例外」はありますので
 この記事の内容が絶対的な内容ではないことについてご注意ください。



観世会に入ると、
」という言葉だけでなく、

舞囃子(まいばやし)」、
仕舞(しまい)」、


という言葉を聞くと思います。




南山観世会では、
」を発表することは、毎年ではありません。

「能を出したい!」と思った部員さんがいて、
その人が練習する時間を確保できて、
部員も人数もいて・・という条件がうまく重ならないと
なかなか「能」は出せません。

「能」を出すには、
「能」の上演時間も30分以上(「演目(作品)」によって上演時間は異なる)だし、
能面・装束(衣装)や小道具なども必要で、それらを使いこなすには、かなりの練習量が必要です。




ということで、大概は、4年間のサークル生活では、
毎回の発表会で「仕舞」という5
~10分程度の長さのものを、発表することが主で、
大学3年か4年で「舞囃子」という、
「仕舞」にお囃子という音楽付きでの形式で発表することになります。


あまりに細かくお話すると、かえって分かりづらくなるので、
下に「能」「舞囃子」「仕舞」についての違いを簡易的に示した図をアップしますね。

能と舞囃子と仕舞の違い

(画像をクリックすると拡大画面が出ます。)


シテ・ワキ・ツレ・囃子などの用語は
前回の記事をご覧いただければ幸いです。


以下、簡単な説明をば。


は、
上演時間も長く、道具・人数・金がかかることから、
その能の一部分をとったものが演じられることもあります。
それが舞囃子仕舞

舞囃子が囃子もつけて、
その演目(作品)の見せ所を、
仕舞は舞と謡いだけ能の見せ所を見せます。
仕舞には大概、クセとキリがあり、
クセは能の中で一番見せ所があるところで大体は優しい(弱い)感じの舞 で、
キリは能の最後の部分で強い感じの舞が多いです。
(例外はあります。)






ではでは、みなさまのお役に立てれば幸いです。



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2014-05-07-Wed-00-25

能楽用語1 「シテ・ワキ・ツレ・囃子・地謡」

こんばんわ、卒業生のクワバラくわばらアイコンです。

GWがついに終わりましたね。みなさま、いかがお過ごしですか?

もう少し、ブログの記事をアップしよう!と思っていたのですが、
なかなか更新できず、失礼いたしました。




さて、今回は、前回からのシリーズで能楽・能楽部のことについてのお話

前回の四コマ漫画で能楽には独特な用語がある、というお話をしましたが、今回はその続き。





観世会に入ると、色々と専門的な言葉を聞くと思います。


今回から、何回かに分けて、イラストなどを交えながら、
自分なりに能の用語についてお話したいな
、と。

ただし、ど素人の私が書いたものである上に、
「例外」はあるので、ここで書いたことが絶対だと思わないよう、お願いいたします


あくまで、「わかりやすく」をメインにしているので、
「例外」は外しております。






まずは、能楽の全体をば。

能楽用語

(画像をクリックすると、拡大画面がでます。)




能を演じている方には、それぞれの名称があります。


?

(画像をクリックすると、拡大画面が出ます。)

物語の進行上で動く人々には、
シテ・ワキ・ツレ・子方
の方々がいらっしゃいます。

物語の内容(「演目」)によって、子方やツレがいなかったり、ツレの人数が異なったりします。


そして、音楽としては、
お囃子地謡
お囃子は、楽器で、地謡は声で、音楽を奏でます。

本当は、「音楽」という言葉を使うと誤解を招くことになりますが、
あくまで初心者向けなので、「音楽」という言葉を使わせていただきました。
(たとえば、「地謡」は、物語の進行を説明する役割を持っている、など。)







以下は簡単な説明。


シテ

舞の主役。シテはほとんどの場合、能面をつけ、扇もしくは小道具を持つ。
(つまり、演者の中で面をつけていたら、それが主役だとわかる)
演目の内容によって、つける能面、持つ扇・小道具が異なる。





ワキ

シテの相手役。面はつけない。大体は、僧など。





ツレ

能は、主要な登場人物は、シテとワキのみ。
しかし、演目によっては、シテ・ワキ以外の 登場人物なども必要になります。
(たとえば、主人公が身分が高い貴族だったりした場合は お供の人などが必要になるなど)
その場合、シテ・ワキ以外の登場人物をすべてツレといいます。





囃子(はやし) >

能の楽器隊または、楽器そのもののことを指す。
囃子は、大鼓(おおつづみ)、小鼓(こつづみ)、 笛、太鼓(たいこ)の4つのみ。
ただし、太鼓は主人公が神様や精霊のときの演目のみに使われる。
指揮者がいなく、互いに音を聞いて合わせる形をとる。ちなみに、大鼓は大皮とも言う。




地謡(じうたい)>

能のコーラス隊またはコーラスそのものを指す。
人数は4~8人程度。

ただ、西洋のコーラスとは違い、 謡いで、物語の進行を伝える。
そして、謡い(歌)は、囃子の鼓の音を聞いて地頭(地謡の長)が音を出し、
地頭に他の謡のメンバーが合わせる。








※簡易的にお話したので、例外はあります。
※画像は5年ほど前に描いた作品を抜粋した形になっていますので、
 少し見にくかったら申し訳ありません。






今回はここまでです。

少しでもお役に立てれば幸いです。



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2014-04-26-Sat-23-43

マンガで能楽の用語 1 〔くわばら〕 

こんばんわ。卒業生のクワバラくわばらアイコンです。

自分の別ブログで連載している漫画なのですが、
能楽部関連の説明で使えるかな?と思って、一部を抜粋してアップさせていただきます

登場人物など、細かいことは無視して、

能楽の世界で使う単語にはこういうのがあるんだ~


と感じて頂ければ幸いです。


ではでは、始めますね。(漫画・絵が下手なのは、すみませんが、ご勘弁を・・・。)

のーがくぶマンガ1

のーがく部まんが2

能面(のうめん)、面(おもて)という言葉はよく能楽部では使います。
ちなみに参考までに、能面(面)は下のような感じのものです。

演じる内容によって、どの能面(面)を使うのか、が変わってきます。
はんにゃ
おもて1


のーがく部まんが3

「面をかける」という言葉は、実際に能の世界に入ってみないと聞かない言葉かもしれませんね。

のーがく部まんが4


能楽では「舞う」という言葉を使います。
私は、入部当初、よく「踊る」と言ってしまって、恥ずかしい思いをしました。





まだまだ、能楽の世界でよく使う言葉はあるのですが、今回はここまでです。

ちなみに、あくまで「能楽部に入部したての方」向きで書いたので、
例外などはあります。
何が何でも「こうでないとダメ」というわけではないので、そちらをご了承いただければ幸いです。




例外があるから・・と言い訳して、何も書かないと、何も伝わらないので、
こちらに書くことにしました。

入部当時、みんなが当たり前に使っている用語が自分はすぐ間違えて、すごく苦しかったので・・。




ではでは、少しでもお役に立てれば幸いです。

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